読むだけでちょっと賢くなる、架空のまとめスレ

【疑問】吸収のあるマルコフ連鎖で、どっちに吸収されるかの確率と、吸収までの平均ステップ数はどう出すん【統計検定1級】

11レスカテゴリ:統計・確率
1: 名無しさん

会員の状態が毎回の推移で変わる連鎖で、「優良会員」に吸収される確率と、吸収までの平均回数を求めよ、って問題

2: 名無しさん

前提のおさらい。マルコフ連鎖は次の状態が今の状態だけで決まり、推移確率行列 で分布が と進む
一度入ったら出ない状態を吸収状態と呼ぶ

3: 名無しさん

>>1
状態は新規(1)、継続(2)、解約(A)、優良(B)。A と B は吸収。推移確率は
1 から:1 へ0.2、2 へ0.5、A へ0.2、B へ0.1
2 から:1 へ0.1、2 へ0.5、A へ0.1、B へ0.3

4: 名無しさん

>>3
最終的に B に行く確率を とする。1回目の推移で場合分けすると

2本目から 。1本目に入れて

5: 名無しさん

>>4
、。新規から始めると約57%が優良会員になる

6: 名無しさん

平均回数も同じやり方。吸収までの回数の期待値を とすると、1回進んでから残りを足す
、
を入れて 。、

7: 名無しさん

>>6
行列でまとめると、吸収されない状態どうしの推移 と、吸収への推移 に分けて、
。 は から始めて を訪れる回数の期待値
の B の列が 、 の行和が 。連立方程式と一致

8: 名無しさん

>>2
定常分布を求めたら、長い目で見てどこに行くか分かるんちゃうの

9: 名無しさん

>>8
吸収状態が2つあると、A に全部いる分布も B に全部いる分布も を満たす。定常分布が1つに決まらん
しかも定常分布はどこから始めたかを忘れる性質やけど、ここで知りたいのは始めた状態ごとの違い(0.571 と 0.714)。だから1回目で場合分けする方法を使う

10: 名無しさん

>>4
前に出てきた破産確率の差分方程式も、これと同じ「1歩目で場合分け」やな。 で と の間を動くとき平均回数が になるのも、 を解いた結果

11: 名無しさん

吸収確率は に端の値、平均回数は 、行列なら で と 。これで出せるな

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