8個の系列 の標本自己相関をラグ1とラグ2で求めて、系列の性質を述べよ、って問題
【疑問】時系列の自己相関ってどう計算するん?定常性って何を仮定してるん【統計検定1級】
前提のおさらい。2つの変数の相関係数は共分散を標準偏差の積で割ったもの
。偏相関は第3の変数の影響を除いてから同じ計算をしたもの
自己相関は、同じ系列を時点をずらして自分自身との相関をとる
>>1
時点 と の共分散を自己共分散 と呼ぶ。弱定常は
自己相関は 。時点をずらしても性質が変わらない、という仮定
数字で。平均 。標本自己共分散は
、、
、
>>4
ラグ1の相関が0.125しかないなら、隣どうしはほとんど関係ないってことやろ
>>5
逆。この系列は「上がって少し下がる」をくり返しながら全体が上がってる。ジグザグ(隣と逆向き)と上昇傾向(隣と同じ向き)が打ち消しあって、ラグ1が小さく見えてるだけ
差分 をとると で、ラグ1の自己相関は約 。ジグザグがはっきり出る
>>4
なんで やなくて で割るん?足してる項は 個やろ
>>7
で割ると、 を並べた自己共分散行列が必ず非負定値になる。 で割ると大きいラグで値が暴れて、それが崩れることがある
偏りは少し出るけど、ラグが に比べて小さければ差は小さい
定常でない例も。ランダムウォーク は で時点とともに増えるから、弱定常の条件を満たさない
長さ100のランダムウォークを1本作ると、標本自己相関はラグ1で0.91、ラグ5で0.66、ラグ10で0.42 と、なかなか下がらない。差分をとると
>>9
ホワイトノイズなら標本自己相関はだいたい に入る。 なら 。差分の3つはどれもこの中
>>10
なら、全部のラグが に入ったらホワイトノイズで確定やな
>>11
確定はできん。帯はラグごとの95%の目安やから、20個見れば1個くらいは外に出るのがふつう。逆に、全部入っていても弱い相関がたくさん重なってることはある
まとめて調べるなら、自己相関の2乗を足すかばん検定(リュング・ボックス検定)を使う
弱定常は平均一定・自己共分散がずれだけで決まる、 は で割る、傾向があると自己相関がゆがむから差分も見る、帯 はラグごとの目安。これで計算できるな
管理人のひとこと
- 弱定常: が一定で、 がずれ だけで決まる。自己相関 。
- 例():、。差分をとるとラグ1は約 。傾向とジグザグが打ち消しあっていた。
- ランダムウォークは で定常でない。ホワイトノイズの標本自己相関はおよそ に入る(ラグごとの目安)。