FM(F3E)送信機の構成図で、IDC回路とか周波数逓倍器とかが出てくる
それぞれ何のためにあるのか分からん
【疑問】FM送信機のIDCって何?周波数逓倍で周波数偏移も何倍になるん?直接FMとPLL【アマチュア無線4級】
前提のおさらい。FMは振幅を一定にして、音声に合わせて周波数をずらす(周波数偏移)。PLLは基準の水晶発振器を使って、VCOの周波数を に保つ
>>1
IDC(瞬時偏移制御)回路は、声が大きすぎても周波数偏移が決められた幅を超えないように、変調信号の振幅をおさえる回路
>>3
偏移が大きすぎたらどうなるん?
>>4
電波の幅が広がって、となりの周波数の局に混信を与える。FMの幅の目安は やから、偏移 が増えるとそのまま広がる
>>1
周波数逓倍器は、入力の周波数を整数倍にする回路。C級増幅でわざとひずませて高調波を作り、同調回路でほしい倍数を取り出す
>>6
逓倍すると偏移はどうなるん?
>>7
周波数ごと全体が 倍になるから、周波数偏移も 倍
12MHzで±0.5kHzずらした電波を12逓倍すると、144MHzで±6kHz
>>8
だから低い周波数で小さく変調して、逓倍で偏移も一緒に大きくできるわけか
>>1
方式は2つある。位相変調器で変調してから逓倍する間接FMと、発振器の周波数そのものを音声で動かす直接FM
>>10
直接FMはどうやって周波数を動かすん?
>>11
電圧制御発振器(VCO)の共振回路に可変容量ダイオードを入れ、音声の電圧で静電容量を変える。中心の周波数はPLLで水晶なみに安定させる
>>12
PLLを使う直接FM方式の構成例は、音声信号 → IDC回路 → 低域フィルタ → VCO → 緩衝増幅器 → 電力増幅器 → アンテナ。VCOの出力の一部は可変分周器 → 位相比較器(基準水晶発振器と比べる)を通ってVCOにもどる
>>13
電力増幅にはC級も使える。FMは振幅に情報がないから、振幅がひずんでも音には出にくい
>>3
もう1つ、プリエンファシス。音声の高い音を送信側で強めておき、受信側のディエンファシスで元にもどす。高い音のあたりで目立つ雑音が減る
>>8
逓倍で偏移も倍になる、が一番の計算ポイントやな。12倍なら偏移も12倍
管理人のひとこと
- IDC(瞬時偏移制御)回路は周波数偏移が決められた幅を超えないようにおさえる。偏移が大きいと幅が広がり混信の原因になる。
- 周波数逓倍器はC級増幅のひずみで高調波を作り同調回路で取り出す。周波数偏移も同じ倍数になる:12MHz±0.5kHzを12逓倍→144MHz±6kHz。
- 直接FMは可変容量ダイオードでVCOの周波数を音声で動かし、PLLで中心周波数を安定させる(IDC → 低域フィルタ → VCO → 緩衝増幅器 → 電力増幅器)。
- プリエンファシス(送信側で高い音を強める)とディエンファシス(受信側でもどす)で雑音を減らす。