コーシー分布の標本を100個集めて平均しても、1個のときと分布が変わらんらしい
データを増やしても意味がないってこと?
【疑問】コーシー分布は標本平均をとっても同じコーシー分布のまま、ってどう確かめるん【統計検定1級】
1: 名無しさん
2: 名無しさん
前提のおさらい。独立な が のとき、 と と置いて変数変換すると
これが標準コーシー分布。補助変数を置いてヤコビアンをかける、の手順で出る
3: 名無しさん
性質から。分布関数は
で、四分位点が
平均は が対数の速さで発散するから存在しない
4: 名無しさん
>>1
モーメント母関数は存在しないから、いつも存在する特性関数を使う
標準コーシーの特性関数は
独立に 個とると、標本平均の特性関数は
5: 名無しさん
>>4
特性関数も一意性があるから、 はまた標準コーシー
でも のまま
6: 名無しさん
>>5
2個の和なら畳み込みでも確かめられる。 の密度は (尺度2のコーシー)で、2で割ると標準コーシーに戻る
7: 名無しさん
>>5
大数の法則に反してない?
8: 名無しさん
>>7
反してない。大数の法則は平均が存在することが仮定やから、平均のないコーシーはそもそも対象外
大きい値が出る確率がゆっくりしか減らないから、1個の外れ値が平均を引っぱり続ける
9: 名無しさん
>>1
データを増やしても意味がない、は言いすぎやと思う。平均を使うのがダメなだけ
10: 名無しさん
>>9
中央値なら一致する。中心が のコーシーで、標本中央値の漸近分散は
なら標準誤差 。平均の代わりに中央値を使えば、ちゃんと に近づく
11: 名無しさん
>>10
外れ値に強い推定量が要る典型例やな
12: 名無しさん
一般のコーシー分布は位置 と尺度 で
は中央値、 は四分位範囲の半分。自由度1の 分布と同じもの
13: 名無しさん
角度からも作れる。 なら が標準コーシー
で、分布関数の と一致
14: 名無しさん
平均がないから大数の法則も中心極限定理も使えない、特性関数で示すと標本平均は元のまま、中央値なら使える。この3点を書けばよさそうやな
管理人のひとこと
- 標準コーシー:密度 、分布関数 、四分位点 。平均は存在しない。
- 特性関数 から、 個の標本平均の特性関数も 。標本平均は元と同じ分布。
- 平均がないので大数の法則の対象外。標本中央値は一致し、漸近分散 ( で標準誤差約0.157)。
- 標準正規の比、( は一様)、自由度1の 分布はどれもコーシー分布。