平均の検定で、z を使うときと t を使うときがある
正規分布で 1.96 って覚えてるのに、なんで t分布なんかが要るんや
【疑問】t分布って、正規分布と何が違うん?1.96 じゃダメなん?【統計検定2級】
>>1
違いは、標準偏差を知ってるかどうか
本当の標準偏差 が分かってるなら、標本平均を標準化した値は標準正規分布に従う
実際は を知らんから、データから計算した標準偏差 で代わりにする。そうすると分布がt分布に変わる
>>2
代わりにしただけで、分布が変わるんか
>>3
もデータごとにブレるからな。分母までブレるぶん、極端な値が出やすくなる
だから t分布は正規分布より裾(両端)が厚い
どのくらい厚いん
>>5
自由度5のt分布で、絶対値が3を超える確率は約3.0%
標準正規分布やと約0.27%
10倍以上ちがう
自由度ってここでは何なん
>>7
平均の検定なら、データ数 から1引いた
を計算するときに、平均を1つ使ってしまった分だけ減る
>>8
両側5%の境目(臨界値)を自由度ごとに並べると
自由度5で2.571、10で2.228、15で2.131、30で2.042
自由度が大きくなるほど 1.96 に近づく。データが多いなら正規分布とほぼ同じ
例題くれ
>>10
ある製品の重さを16個測って、平均105g、標準偏差8g
「本当の平均は100g」を確かめると、標準誤差(平均値のブレの目安)は やから
自由度15の臨界値2.131より大きいから、5%水準で「100gとは言えない」
>>11
p値はどうなる?
>>12
自由度15のt分布で両側を計算すると約0.025
同じ2.5を正規分布で見ると約0.012で、半分くらいに小さく出る
データが少ないのに正規分布を使うと、差を見つけたつもりになりやすい
>>13
いや、16個あれば十分多いやろ。1.96 で問題なくない?
>>14
臨界値で比べると 2.131 と 1.96 で、差は1割弱ある
t がその間に入ったら結論が逆になる。 を知らんなら、データ数に関係なく t を使うのが筋
データが何百もあれば、どっちを使っても数字はほぼ同じになる、ってだけ
t分布の分散は?
>>16
自由度を (ニュー)として、 なら
自由度5なら で、標準正規の1より大きい。これも裾が厚いことの表れ
>>17
自由度が1とか2やったら?
>>18
自由度2やと分散は無限大、自由度1やと平均すら存在せん
自由度1のt分布はコーシー分布と同じもの
そもそも誰が考えたん
>>20
ビール会社で少ないサンプルの品質管理をしてた人が、Student というペンネームで発表した。だから「スチューデントのt分布」と呼ばれる
少ないデータでどう判断するか、っていう現場の問題から出てきた分布
管理人のひとこと
- 本当の標準偏差 の代わりにデータの を使うと、標準化した値 はt分布に従う。
- t分布は正規分布より裾が厚い。自由度5で絶対値3を超える確率は約3.0%(正規分布は約0.27%)。
- 両側5%の臨界値は、自由度5で2.571、10で2.228、15で2.131、30で2.042と、自由度が大きいほど1.96に近づく。
- 16個で平均105、標準偏差8、仮説100なら 、p値約0.025(正規分布で見ると約0.012と小さく出すぎる)。