単純無作為抽出・層化抽出・二段抽出で、母平均の推定量の分散を比べよ、って問題
【疑問】層化抽出・集落抽出・二段抽出、推定量の分散はどれが小さいん?調査の重み付けも知りたい【統計検定1級】
前提のおさらいを2つ
大きさ の母集団から 個を戻さずに引くと、標本平均の分散は (、 は母集団の分散)
不偏推定量は、どの母数の値でも期待値が母数に一致する推定量
数字の母集団。 を2層に分ける
層1:600人、平均50、標準偏差10。層2:400人、平均80、標準偏差30。全体の平均62
全体の分散はおよそ、層内の平均 と層間 の和で
>>3
()で比べる
単純無作為:
比例配分の層化(60人と40人):。層間の分散216が消える
>>4
ネイマン配分は、ばらつきの大きい層2に多く割り当てる。 で、約33人と67人
>>1
集落抽出・二段抽出は逆に分散が大きくなる。同じ集落の人は似てるから、10人とっても10人分の情報にならない
集落内の相関を 、1集落から 人とると、分散は単純無作為のおよそ 倍(デザイン効果)
、 でも1.45倍
>>6
分散が大きくなるなら、集落抽出なんか使わんほうがええやん
>>7
費用で考える。全国から無作為に100人やと移動や名簿の手間がかかるけど、地区を選んでその中で調べれば安い
同じ費用でたくさん集められるなら、デザイン効果1.45を払っても全体の精度は上がることがある。分散だけで比べると片手落ち
調査の重み付けも同じ考え方で書ける。単純無作為で100人とったら、たまたま層1が70人、層2が30人やったとする
層ごとの平均が51と79なら、そのまま平均すると
母集団の構成 で重みをつけ直すと (事後層化)
1人あたりの重みは層1が 、層2が 。足りない層の回答者を多めに数える(ウェイトバック)
>>9
重みで直せるのは、層の構成のずれだけ。層の中で答えた人と答えなかった人が違うなら、重みをつけても偏りは残る
層化は層間の分散を消す、ネイマン配分は に比例、集落はデザイン効果で膨らむ、重み付けは構成のずれを直す。これで比べられるな
管理人のひとこと
- 非復元の単純無作為抽出:。比例配分の層化: で層間の分散が消える。ネイマン配分 がさらに小さい。
- 例(2層、):単純無作為約5.72、比例配分3.78、ネイマン配分2.82。
- 集落抽出・二段抽出は分散がおよそ 倍(、 で1.45)。費用と合わせて選ぶ。
- 事後層化(ウェイトバック):標本の層の構成を母集団に合わせて重みづけする(例で59.4→62.2)。