不偏推定量の作り方を問われると、いつも で割る話しか思いつかん
【疑問】不偏推定量って、作れるならいつも作るべきなん?変な値になる例もあるって聞いた【統計検定1級】
1: 名無しさん
2: 名無しさん
前提のおさらい。 の最尤推定量は最大値で、
期待値が真の値からずれてる分は、定数をかけて直せる
3: 名無しさん
>>1
定義から
「すべての 」が大事。特定の値でだけ合っててもだめ
4: 名無しさん
>>3
直し方は3通りくらいある
(1) 定数倍: は の不偏推定量
(2) 期待値を計算して逆算: やから で割る
(3) 母関数を使う:下のポアソンの例
5: 名無しさん
>>4
ポアソンで を推定したい。合計 の確率母関数は
を入れると になるから、 が不偏推定量
6: 名無しさん
>>5
、合計15なら 。最尤の とは少し違う
7: 名無しさん
>>1
不偏推定量がそもそも存在しないこともある
二項 で を推定したいとき、どんな でも は の 次以下の多項式
は多項式で書けないから、不偏推定量はない
8: 名無しさん
>>3
変な例って?
9: 名無しさん
>>8
ポアソンの観測1個から を推定すると、不偏推定量は しかない。
値は か だけ。 は0と1のあいだやのに、 と答えることがある
10: 名無しさん
>>9
それなら不偏性にこだわる意味ないやろ。ありえない値を出す推定量は使えん
11: 名無しさん
>>10
極端な例やけど、不偏性は「平均すると当たる」だけで、1回ごとの当たりやすさは保証しない
ふつうは不偏性だけでなく、分散や平均二乗誤差もあわせて見る
12: 名無しさん
>>11
とはいえ、多くの回をまとめて平均する場面では不偏であることが効く。調査の推定量で不偏性が重視されるのはそのため
13: 名無しさん
の推定も注意
が不偏でも は不偏ではない。正規分布で なら
14: 名無しさん
期待値を計算する、ずれを定数や母関数で直す、ありえる値かも確かめる。不偏推定量はこの3つで扱えそうやな
管理人のひとこと
- 不偏性:すべての で 。定数倍()、期待値からの逆算( で割る)、母関数で作れる。
- ポアソンの は が不偏(、 で約0.206、最尤は約0.223)。
- 二項の のように不偏推定量が存在しないこともある。観測1個からの の不偏推定量 は をとりうる。
- が不偏でも は不偏でない( で )。分散や平均二乗誤差もあわせて見る。