分散と標準偏差と共分散と相関係数、名前が似すぎて区別できん
全部「ばらつき」の話なん?
【疑問】分散・標準偏差・共分散・相関係数、どれが何を測ってるん?疑似相関と偏相関も【G検定】
前提のおさらい。平均は「データの真ん中」を1つの数で表したもの。ここからは、その真ん中からどれだけ散らばってるかの話
>>1
5人の勉強時間 (時間)と点数 で全部出してみる
:1, 2, 3, 4, 5(平均3)
:50, 55, 65, 70, 80(平均64)
分散は「平均からの差の2乗」の平均
標準偏差はその平方根で 点。2乗をもとに戻して、点数と同じ単位にしたもの
>>3
5で割ってるけど、n−1 の4で割るんちゃうの?
>>4
手元のデータそのもののばらつきなら で割る。母集団の分散を推定したいときは で割る不偏分散を使う(この例なら )
G検定の計算問題では、どちらで割るか問題文に書いてあるのを確認するのが一番確実
共分散は2つの変数が一緒に動くかを測る。 の差と の差を掛けて平均する
正なら「片方が大きいともう片方も大きい」。でも単位(時間×点)がついてて、15が強いのか弱いのか分からん
>>6
そこで、それぞれの標準偏差で割って単位を消したのが相関係数
必ず −1 から 1 のあいだに入る。1に近いほど右上がりの直線にそろってる
>>7
0.99なら勉強時間が点数を決めてる、って言えるやん
>>8
言えん。相関は一緒に動くことしか示さん
有名な例が、アイスの売上と水難事故の件数。どっちも気温が高い日に増えるから相関が出るけど、アイスが事故を起こしてるわけやない。こういう見かけの相関が疑似相関
>>9
じゃあ気温の影響を抜いたら、相関はどうなるん?
>>10
それを測るのが偏相関係数。第3の変数 (気温)の影響を取り除いた と の相関
アイスと事故の相関 、気温とアイス 、気温と事故 なら、分子が で、偏相関は0
気温をそろえると、アイスと事故はまったく関係なかったことになる
>>11
ただ、気温以外にも隠れた変数があるかもしれん。偏相関で0になったからといって、ほかの変数まで全部調べたことにはならんで
管理人のひとこと
- 分散は平均からの差の2乗の平均、標準偏差はその平方根(点数 50, 55, 65, 70, 80 で分散114、標準偏差約10.7点)。推定には で割る不偏分散(142.5)を使う。
- 共分散は2つの変数の差を掛けた平均(例では15)で、単位がつく。それぞれの標準偏差で割った相関係数は −1〜1(例では約0.99)。
- 相関は因果を示さない。気温のような第3の変数で生まれる見かけの相関が疑似相関。
- 偏相関係数 は第3の変数の影響を除いた相関。 なら0になる。