標本分散は で割るのに、不偏分散は で割る
「自由度が1減るから」って言われても納得できん
【疑問】不偏分散って、なんで n じゃなくて n−1 で割るん?【統計検定1級】
記号のおさらいから
が独立に、平均 、分散 の同じ分布に従うとして
「不偏」は期待値が真の値に一致すること。示したいのは
>>1
自由度で納得できんなら、期待値を直接計算したらええ
まず平方和を変形する
>>3
で、それぞれの期待値は?
>>4
を逆向きに使う
は平均 、分散 やから
代入すると
だから で割ると、期待値がちょうど になる
>>6
はきれいに消えるんやな
減った 1個分は、 のばらつきの分か
感覚的にはこう
本当は からのずれを測りたいのに、 を知らんから で代用してる
はデータに一番近い点やから、ずれが小さめに出る
>>8
「一番近い」ってのは
を最小にする が ってことな
実際こう分解できる
右の第2項の期待値は で、ちょうど1個分
具体例がないと信じられん
>>10
0と2を確率 ずつとる母集団なら 、
でとりうる標本は の4通りで、平方和はそれぞれ
平方和の平均は1
で割ると平均 、 で割ると平均 で、ぴったり
じゃあ で割るほうはダメなんか
>>12
ダメとは限らん。平均二乗誤差で比べると話が変わる
正規分布なら が自由度 のカイ二乗分布に従うから
の平均二乗誤差を最小にする を計算すると
偏りを少し許してばらつきを減らしたほうが、誤差の合計は小さくなる
>>13
それは正規分布を仮定したときの話やろ
不偏性は分布の形に関係なく成り立つ。そこが の強み
>>14
それはそう。何を「よさ」の基準にするかで答えが変わるってだけ
ちなみに正規分布で分散を最尤推定すると、 で割るほうになる
不偏分散の平方根 は、 の不偏推定量なん?
>>16
ちゃう。 にもばらつきがあるから
なら で、小さめに出る
>>17
正規分布で なら
けっこう小さい
で、自由度の話とはどうつながるん
>>19
偏差には必ず
という制約がかかる。 個のうち 個決めたら、最後の1個は決まる
自由に動ける偏差が 個しかないから で割る、ってのが自由度の言い分
>>6の計算は、それを期待値で裏づけたもの
計算を一回やっとけば、自由度の説明もすっと入るな
管理人のひとこと
- なので、 で割った は の不偏推定量になる。
- 原因は の代わりに を使うこと。 の第2項の分だけ小さく出る。
- 不偏性は分布によらない。一方、正規分布で平均二乗誤差を最小にするのは で割ったもので、基準によってよさは変わる。
- が不偏でも、 は の不偏推定量ではなく小さめに出る。