最尤推定、手順は覚えたけど、なんでこれが「いい推定」なのか分からん
尤度が最大になる値を選んでるだけやろ?
【疑問】最尤推定って結局なにが「いい」の?【統計検定1級】
手順の確認からいこか
ポアソン分布 から 個とったとき
対数尤度は
で微分して 0 とおくと
だから
>>2
そこまではできる
で、それがなんでええんや
>>3
「これ以上ブレが小さい不偏推定量は作れない」っていう下限があって
それに届いてるからや
クラメール・ラオの不等式な
フィッシャー情報量が出てくるやつか
>>5
せや。1個のデータあたりの情報量は
ポアソンなら
で、期待値をとると
で、下限は?
>>7
不偏推定量 T なら、正則条件のもとで
ポアソンだと
の分散って やん
>>9
そう、ぴったり下限に一致してる
だから は有効推定量で、一様最小分散不偏推定量(UMVU)でもある
毎回そんなにうまくいくん?
>>11
いかん。ぴったり届くのは指数型分布族の特別な場合くらい
ただ、正則条件のもとで n が大きければ
は平均0、分散 の正規分布に近づく
つまり最尤推定量は「大標本では下限に届く」。これが最尤推定の強み
最尤推定量の便利なところ、もう一個あったよな
>>13
不変性や
の最尤推定量は
ポアソンで
を推定したいなら、
でええ
>>14
それ不偏なん?
>>15
不偏ちゃう
で、 とはズレる
n が大きいとズレは小さくなるけど、「最尤=不偏」ではないのは試験でよく突かれる
じゃあ の分散はどう出すんや
>>17
デルタ法
なら
やから
近似分散は
正則条件って毎回さらっと書いてあるけど、何がアカンと崩れるん?
>>19
有名なのは一様分布
データのとりうる範囲そのものが で決まるから、正則条件を満たさん
最尤推定量は最大値 で、期待値は
やから不偏でもない
分散はどうなるん
>>21
のオーダーで縮むから、普通の より速い
クラメール・ラオの前提が崩れてるから、こういうことが起きる
範囲がパラメータで決まるかどうか、真っ先に確認するわ
>>23
それ知ってるだけで、引っかけ問題で1問拾えるで
管理人のひとこと
- 最尤推定量のよさは、大標本ではクラメール・ラオの下限 に届くこと。
- フィッシャー情報量は 。ポアソンなら で、 は下限にぴったり一致する。
- 最尤推定量には不変性があるが、不偏とは限らない。関数の分散はデルタ法で近似する。
- 一様分布 のように、とりうる範囲が で決まる分布では正則条件が崩れ、常識が通らない。