統計の本、どのページにも正規分布が出てくる
なんでそんなに特別扱いなんや
【疑問】正規分布って、なんであんなにどこでも出てくるん?【統計検定2級】
>>1
形のおさらいから
平均 (ミュー)を中心に左右対称な釣り鐘形で、中心の位置を決めるのが平均、幅を決めるのが標準偏差 (シグマ、ばらつきの目安)
この2つが決まれば形が1つに決まる。記号では と書く
>>2
幅が変わると、山の高さも変わるんか
>>3
変わる。山のてっぺんの高さ(確率密度、その値の付近の起きやすさの濃さ)は
なら約0.399、 なら約0.199
幅が2倍になると高さは半分。面積は全体で1に保たれるから
で、なんでどこにでも出てくるんや
>>5
理由はいくつかある
1つめは、小さな要因がたくさん足し合わさって決まる量は、正規分布に近くなりやすいこと(中心極限定理)
身長や測定誤差みたいに、原因が1つに決まらん量がそうなる
>>6
2つめは?
>>7
正規分布どうしは足しても正規分布のまま、ってこと
部品Aの長さが平均50mm、標準偏差0.3mm、部品Bが平均30mm、標準偏差0.4mmで、独立につなぐと
長さの合計は平均80mm、分散は足し算で 、標準偏差は
合計もそのまま正規分布として計算できる
>>8
標準偏差は 0.3 + 0.4 = 0.7 にはならんのやな
>>9
ならん。足せるのは分散のほう
合計が80.8mmを超える確率は、 やから
約5.5%
差やったら?
>>11
Aの長さからBの長さを引いた差も、分散は足し算で0.25、標準偏差0.5
差をとってもばらつきは減らん
>>12
単位を変えたら? 摂氏を華氏に直すとか
>>13
1次式で変換しても正規分布のまま
華氏は摂氏の1.8倍に32を足したものやから、平均20℃、標準偏差2℃なら
平均68°F、標準偏差3.6°Fの正規分布。足した32は標準偏差に効かん
>>14
じゃあデータは全部正規分布と思って計算してええんか
>>15
それはアカン。年収や待ち時間みたいに、0より下がなくて右に長く伸びる量は左右対称にならん
マイナスがありえん量に正規分布を当てると、平均から離れたところで変な確率が出る
年収みたいな量は、対数をとると正規分布に近くなることが多い(対数正規分布)
>>16
いや、平均がマイナスから十分離れてたら、実用上は正規分布でええやろ
>>17
形が左右対称に近いならな。マイナスがないかどうかより、ヒストグラムで偏りを見るのが先
>>18
ヒストグラムで形を見る、正規なら足し算・1次変換がそのままできる。覚えとくわ
管理人のひとこと
- 正規分布 は平均と標準偏差で形が決まる左右対称の釣り鐘形。山の高さは で、 が2倍なら半分(0.399→0.199)。
- 多くの小さな要因の和は正規分布に近くなりやすい。これがどこにでも出てくる理由の1つ。
- 独立な正規分布の和や差も正規分布。分散が足し算になる(標準偏差0.3と0.4なら合計の標準偏差は0.5で、0.7ではない)。1次変換しても正規分布のまま。
- 右に長く伸びる量(年収など)は正規分布に合わないことが多い。先にヒストグラムで形を見る。