F検定とか分散分析とか、F がいっぱい出てくる
F分布って結局何なんや
【疑問】F分布って、分散どうしを割り算して何がわかるん?【統計検定準1級】
>>1
カイ二乗分布(標準正規の値の2乗和の分布)を2つ使う
それぞれを自由度で割って、比をとったものの分布
自由度が2つ(分子の と分母の )あるのが特徴
>>2
式だけやとピンとこん
>>3
正規分布のデータなら、不偏分散( で割った分散)を本当の分散で割ったものが、まさに「カイ二乗÷自由度」の形になる
だから2つのグループの分散が同じなら、不偏分散どうしの比がF分布に従う
例で頼む
>>5
機械Aで作った部品11個の不偏分散が9、機械Bで13個の不偏分散が4
自由度は分子が 、分母が
>>6
2.25倍もばらつきが違うなら、Aのほうがばらつくって言えるやろ
>>7
言えん。自由度(10, 12)のF分布で、上側2.5%の境目は約3.37
2.25はそこまで届かん。両側のp値は約0.18
このくらいのデータ数やと、分散が本当に同じでも2倍くらいの比は普通に出る
>>8
分子と分母を逆にしたらどうなるん
>>9
逆にすると自由度も入れ替わって(12, 10)になる
下側の境目は、逆向きの上側の境目の逆数
表には上側しか載ってないことが多いから、この関係で下側を出す
分散分析のFも同じもの?
>>11
同じ。3つのグループの平均に差があるかを調べるときに使う
グループ1:4, 5, 6, 5, 5
グループ2:6, 7, 8, 7, 7
グループ3:5, 6, 7, 6, 6
平均はそれぞれ5, 7, 6で、全体の平均は6
>>12
で、どう計算するん
>>13
グループ間のばらつき(グループ平均が全体平均からどれだけずれるか)
グループ内のばらつき(各グループの中で、値がグループ平均からどれだけずれるか)は、どのグループも で、合計6
>>14
それをどう割るん
>>15
それぞれ自由度で割る。グループ間は「グループ数−1」で2、グループ内は「データ数−グループ数」で
自由度(2, 12)の上側5%点は約3.89で、10はそれを大きく超える。p値は約0.003
「グループの平均に差がある」と言える
>>16
平均の差を調べてるのに、分散の比を見てるのが不思議やな
>>17
グループ間のばらつきが、グループ内のばらつきに比べて大きすぎるなら、平均がずれてると考えるってこと
t検定とはどう関係するん
>>19
2グループならF検定とt検定は同じ結論になる。t の2乗が、分子の自由度1のF分布に従う
自由度15のtの両側5%点2.131を2乗すると約4.54で、自由度(1, 15)のFの上側5%点と一致する
>>20
いや、それなら全部t検定でええやん。3グループでも2つずつ比べれば
>>21
2つずつ何回も検定すると、どこかで偶然「有意」が出る確率が5%より大きくなる
3グループ全体を1回で調べるのが分散分析の役目
管理人のひとこと
- F分布は「カイ二乗÷自由度」2つの比の分布で、自由度が分子と分母の2つある。正規分布のデータでは、分散が同じなら不偏分散の比がF分布に従う。
- 不偏分散9(11個)と4(13個)の比は2.25。自由度(10, 12)の上側2.5%点は約3.37で、2倍程度の比では差があるとは言えない。下側の点は逆向きの上側の点の逆数。
- 分散分析は「グループ間のばらつき÷グループ内のばらつき」をF分布で見る。例では 、p値約0.003。
- 2グループなら が自由度(1, )のFに一致する()。多数のグループを2つずつ検定すると偶然の有意が増える。