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【疑問】ラオ・ブラックウェルの定理で、十分統計量で条件付けると分散が減るのはなんで?【統計検定1級】

14レスカテゴリ:統計・確率
1: 名無しさん

ラオ・ブラックウェルの定理の証明、全分散の公式を使うってところまでは見たけど、なんで十分統計量が要るのか分からん

2: 名無しさん

前提のおさらいを3つ
推定量の良さは平均二乗誤差で比べ、不偏なら分散で比べる
分解定理: と書ければ は十分統計量で、 のもとでのデータの条件付き分布は によらない
全分散の公式:

3: 名無しさん

主張から。 が不偏推定量、 が十分統計量なら、 について

4: 名無しさん

>>3
証明は全分散の公式で1行

不偏性は繰り返し期待値 から

5: 名無しさん

>>1
十分統計量が要るのは、 を計算できるようにするため
条件付き分布が によらないから、 も を含まない の関数になって、推定量として使える
十分でない で条件付けると、結果に が残って計算できない

6: 名無しさん

ベルヌーイでやる。(1回目だけ)は不偏で分散
のもとで、 の確率は対称性で 。だから
分散は に減る

7: 名無しさん

>>6
ポアソンの でも
は不偏。 のもとで やから

8: 名無しさん

>>7
で分散を比べると、 は
は 。20分の1以下

9: 名無しさん

一様分布 では 、 とすると
は確率 で そのもの、残りの確率で やから

10: 名無しさん

>>9
偏りを直した最大値が、条件付けで自動的に出てくるんやな

11: 名無しさん

>>3
でもこれで出た推定量が一番いいとは限らんやろ。元の を変えたら違う答えになるかもしれん

12: 名無しさん

>>11
それを片づけるのがレーマン・シェフェの定理。 が完備でもあれば、どの不偏推定量から始めても同じ になって、それが一様最小分散不偏推定量
ベルヌーイ、ポアソン、一様分布の例は、どれも が完備

13: 名無しさん

>>12
完備でないと、条件付けた結果が始め方で変わることがある。その場合は「改良はできる」までしか言えない

14: 名無しさん

不偏なものを1つ見つける、十分統計量で条件付ける、条件付き期待値を計算する。分散が減る理由は全分散の公式、という流れで書けばいいんやな

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