6人のダイエット前後の体重(kg)
前: 72, 65, 80, 58, 90, 68
後: 70, 64, 77, 57, 87, 66
【悲報】6人全員が体重減ったのに、t検定したらp値0.76で「差なし」やった【統計検定2級】
>>1
全員減ってるやん
>>2
やろ?なのに2グループの平均の差のt検定(ウェルチ)にかけたら、p値0.76で差がないって出た
>>3
それは別々の12人として比べてる。同じ人の前後なら、対応のあるt検定を使う
1人ずつ差 をとると、2, 1, 3, 1, 3, 2
>>4
差をとったら何が変わるん
>>5
人による体重の違いが消える。58kgの人と90kgの人の違い(32kg)はダイエットと関係ないのに、2グループの比較やと、それが全部ばらつきに入る
前の体重の標準偏差は約11.4kgやけど、差の標準偏差は約0.89kg
>>6
で、検定はどうするん
>>7
差の平均 、差の標準偏差 、人数 で
自由度 のt分布で、両側のp値は約0.003
>>8
0.76から0.003。データは同じやのに
>>9
使ってる情報が違う。2グループの比較は「誰の前と誰の後がペアか」を捨ててる
対応のあるt検定は、差 を1つのデータと見た1標本のt検定と同じ
ペアにしたほうが、いつも有利なん?
>>11
前後の相関が高いほど有利。このデータは前と後の相関係数が0.999で、人による違いがとても大きい
相関が低いと、自由度が から に減るぶん、かえって少し損することもある
>>12
じゃあ相関が低そうなら、ペアのデータでもウェルチでええの?
>>13
それはあかん。ペアのデータは前と後が独立じゃないから、2グループの検定の前提が崩れてる
どっちの検定を使うかは、結果を見てからではなく、データの取り方で決まる
前後で測る以外に、ペアになるのはどんなとき
>>15
同じ人の右手と左手、双子の2人、同じ畑を半分に分けて肥料を変える、みたいに、比べたい条件以外がそろった組を作ったとき
差がだいたい正規分布に従う、っていう前提は要るん?
>>17
要る。人数が少ないときは特に。差に極端な値が混ざってたら、差の符号だけを見る検定(符号検定)や、順位を使う検定も考える
6人全員が減ってるなら、符号だけで見ても、偶然に全員が同じ向きになる確率は両側で
>>8
差の信頼区間も出せる?
>>19
自由度5で両側5%のtの値は約2.571やから
平均で約1.1〜2.9kg減った、と読める
同じ人を2回測ったら、まず差をとる。これやな
管理人のひとこと
- 同じ人の前後のようなペアのデータは、差 をとって1標本のt検定にする(対応のあるt検定)。、自由度 。
- 例では差の平均2.0、差の標準偏差0.894、6人で 、。別々の12人として比べるとp値は0.76になる。
- 差をとると人による違いが消える。前後の相関が高いほど有利。ペアのデータに2グループの検定を使うのは前提違反で、検定はデータの取り方で決まる。
- 差の95%信頼区間は 。極端な値があるときは符号検定や順位の検定も考える。