大数の法則も中心極限定理も「 を大きくすると標本平均が〜」って話やん
何が違うんや
【疑問】大数の法則と中心極限定理、どっちも「nを大きくすると」で区別がつかん【統計検定1級】
設定のおさらい
が独立に、平均 、分散 の同じ分布に従うとして
期待値は 、分散は
大数の法則(弱法則)は、どんな についても
標本平均は に確率収束する、ということ
中心極限定理は
(分布収束)
平均を引いて標準偏差で割る標準化をすると、分布が標準正規分布に近づく
>>4
大数の法則は「どこに行き着くか」、中心極限定理は「その周りでどれくらい、どんな形で揺れるか」
ずれ そのものは0に行くけど、 倍して見ると正規分布の形が残る
大数の法則の証明って難しいん?
>>6
分散が有限なら、チェビシェフの不等式で一発
を入れると
>>7
チェビシェフの不等式自体はどう出すん
>>8
マルコフの不等式から。非負の と について
の両辺の期待値をとるだけで出る
、 とおけばチェビシェフになる
チェビシェフで確率の近似もできるんか
>>10
できるけど粗い
コインを100回投げて表の回数を とすると、平均50、分散25
正確に計算すると約0.057
>>11
中心極限定理で近似するとどうなる
>>12
片側の で見ると、標準偏差は5やから
0.5ずらしてるのは連続修正。正確な二項確率は約0.0284で、かなり近い
>>13
連続修正なしやと やから、けっこう差が出るな
中心極限定理があるんやから、データも が大きければ正規分布になるんやろ
>>15
ならん。正規分布に近づくのは標本平均(や和)の分布
元のデータが指数分布なら、何個集めてもデータのヒストグラムは指数分布の形のまま
条件はいつでも満たされるん?
>>17
コーシー分布は平均も分散も存在せんから、どっちの定理も使えん
独立なコーシー分布の標本平均は、何個平均しても元と同じコーシー分布のまま
>>18
でも大数の法則って、平均さえ有限なら成り立つって聞いたで
>>7は分散が有限なのを使ってるやん
>>19
それはどっちも正しい。チェビシェフを使う証明が、分散の有限性を借りてるだけ
独立同分布なら、平均が有限であれば弱法則も強法則も成り立つ(ヒンチンの弱法則、コルモゴロフの強法則)
中心極限定理のほうは、分散が有限であることが要る
>>20
証明で置いた仮定と、定理そのものの仮定は別物ってことか。そこ混ぜてたわ
母比率の信頼区間で を使うのも中心極限定理やな
>>22
そう。ただ分母の を に置きかえてるから、大数の法則で になることと、スルツキーの定理も裏で使ってる
管理人のひとこと
- 大数の法則は (確率収束)。標本平均がどこに行き着くかの話。
- 中心極限定理は (分布収束)。ずれが の大きさで、正規分布の形で揺れる話。
- 分散が有限なら、チェビシェフの不等式 で弱法則が示せる。定理自体は平均が有限なら成り立つ。
- 正規分布に近づくのは標本平均の分布で、データそのものではない。コーシー分布ではどちらも成り立たない。