パンとコーヒーだけの世界で、物価が何%上がったか出したい
基準時点: パン100円を10個、コーヒー200円を5杯
比較時点: パン120円を8個、コーヒー200円を7杯
【疑問】物価指数、ラスパイレスで110、パーシェで107になった。どっちが正しいん?【統計検定2級】
>>1
値段だけなら、パンは20%上がって、コーヒーは変わってない
問題は2つをどう合わせるか。買う量で重みをつけて合わせるのが物価指数
>>2
量が基準時点と比較時点で違うやん。どっちの量を使うん
>>3
そこで2つに分かれる。基準時点の量で重みをつけるのがラスパイレス指数。 は価格、 は数量、添字の0が基準時点、1が比較時点
>>4
基準時点と同じ買い物を、今の値段でしたらいくらになるか、ってことか
>>5
そう。比較時点の量で重みをつけるのがパーシェ指数
>>6
今の買い物を、基準時点の値段でしたらいくらやったか、か。で、どっちが正しいん
>>7
どっちも定義どおりで、測ってるものが違うだけ
この例でパーシェが低いのは、値上がりしたパンを減らして、値段の変わらんコーヒーを増やしてるから。今の買い物の重みでは、値上がりの影響が小さく出る
>>8
人は高くなったものを買い控えるから、ラスパイレスは上がり方を大きめに出しがち、ってこと?
>>9
よくそう言われる。値上がりしたものから安いものへの乗りかえを無視するから、高めに出やすい
パーシェは逆に、低めに出やすい
間をとる方法はないん
>>11
2つの幾何平均をとるフィッシャー指数がある
>>12
それなら、最初からフィッシャーにしたらええやん
>>13
パーシェとフィッシャーは、比較時点の購入量を毎回調べないと計算できない。ラスパイレスは基準時点の量を固定するから、新しく調べるのは価格だけで済む
消費者物価指数がラスパイレス型で作られることが多いのは、この手間の差が大きい
指数が110なら、物価が10%上がったってこと?
>>15
基準時点を100としたときの値やから、そう読める
ただ、指数どうしの差と変化率は違う。110から121に上がったら「11ポイント上昇」やけど、率では で10%
価格じゃなくて、量の指数もあるん?
>>17
ある。役割を入れかえて、価格で重みをつけて量の変化を見る
ラスパイレス数量指数なら
>>18
支払った金額全体の変化とは関係あるん?
>>19
金額の比は
これは、ラスパイレス数量指数とパーシェ価格指数の掛け算()にちょうど分かれる
金額の変化を、価格の変化と量の変化に分けられる
重みを基準時点の量にするか今の量にするか。それで高め・低めが決まる、やな
管理人のひとこと
- 物価指数は、品目の価格の変化を購入量で重みづけして合わせたもの。基準時点の量で重みづけするとラスパイレス指数、比較時点の量だとパーシェ指数。
- 例ではラスパイレス 、パーシェ 、フィッシャー(幾何平均)。
- 安いものへの乗りかえを無視するラスパイレスは高めに、パーシェは低めに出やすい。ラスパイレスは価格だけ調べればよいので、消費者物価指数でよく使われる。
- 指数の差(ポイント)と変化率は違う。金額の比は、ラスパイレス数量指数×パーシェ価格指数に分かれる()。