新しい教え方で点数が上がったか検定したら、両側でp値0.072で有意にならんかった
片側にしたら0.036で有意。片側にしただけで結果が変わるの、なんかズルくない?
【疑問】片側検定にしたらp値が半分になった。これってズルちゃうの?【統計検定2級】
>>1
おさらいから。検定統計量 が、差がないとき(帰無仮説の下で)標準正規分布に従うとする
両側検定は「上がった」「下がった」のどっちのずれも差として見る。片側検定は「上がった」だけを見る
なら
>>2
p値が半分になるのは式どおりってことか。でもそれなら、みんな片側にしたらええやん
>>3
片側にすると、逆向きの差はどれだけ大きくても見ない約束になる
新しい教え方で点数が大きく下がっても「上がったとは言えない」としか言えん。下がったことを見つけたいなら、片側では検定にならない
棄却する境目(棄却域)で見るとどう違うん
>>5
有意水準5%なら、両側は上下に2.5%ずつ置くから、境目は
片側は上だけに5%を置くから、境目は
はその間にあるから、両側では棄却できず、片側では棄却できる
>>6
上に5%全部置いてるから、上向きの差は見つけやすいってことか
>>7
そう。検出力(本当に差があるときに有意になる確率)で比べると、本当の効果が の目盛りで2.5ぶんあるとき
同じデータ数で、向きが合ってれば片側のほうが差を見つけやすい
結果を見てから、差が出た向きで片側にするのはアカンの?
>>9
アカン。それをやると、実質の有意水準が10%になる
上に出たら上向きの片側、下に出たら下向きの片側で、それぞれ5%で棄却するのは、 で棄却するのと同じ
>>10
5%のつもりで10%の検定をしてたことになるんか。それはズルやな
>>1
データを見る前に「上がったかどうかだけを見る」と決めてたなら、片側で問題ない
決めてなかったなら、両側で報告するのが筋
じゃあ片側を使ってええのはどんなとき
>>13
逆向きの差が出ても判断が変わらないとき、がよく例に出される
たとえば「不良率が基準の1%を超えてたら出荷を止める」なら、下回ってても出荷するだけやから、上向きだけ見ればいい
新しい治療法みたいに、悪くなる可能性も見たいときは両側が基本
>>14
論文やと、だいたい両側で書いてある気がする
>>15
両側がふつうの選び方になってることが多い。片側を使うなら、なぜ片側なのかを前もって決めて書いておく
t検定でも同じなん?
>>17
同じ。16人の点数の平均が基準より2.5高く、標準偏差が5なら、 で自由度15
境目は片側で約1.753、両側で約2.131
>>18
片側のp値が両側のちょうど半分になるのは、t分布も左右対称やからか
>>19
そう。左右対称な分布なら、統計量が予想した向きに出たときは、片側のp値は両側の半分
逆の向きに出たら、片側のp値は0.5より大きくなる。 なら、上向きの片側のp値は約0.968
分割表のカイ二乗検定は、片側と両側のどっちなん
>>21
ずれを2乗して足すから、どっちの向きのずれも大きい値になる
だから分布の右側だけを棄却域にするけど、中身はどっち向きのずれも見てる検定
管理人のひとこと
- 片側検定は予想した向きのずれだけを見る。有意水準5%の境目は両側で 、片側で 。 なら片側 、両側 。
- 向きが合っていれば片側のほうが検出力が高い(効果2.5で約0.80対0.71)が、逆向きの差はどれだけ大きくても見ない。
- 結果を見てから差が出た向きで片側にすると、実質の有意水準は約10%になる。片側にするかはデータを見る前に決める。
- 左右対称な分布では、予想した向きに出たときの片側のp値は両側の半分。カイ二乗検定は右側だけを棄却域にするが、どちら向きのずれも見ている。