件数のデータにポアソン回帰を当てはめて、逸脱度でモデルを評価せよ、って問題
【疑問】一般化線形モデルって、分布とリンク関数を選ぶだけなん?ポアソン回帰と逸脱度の読み方【統計検定1級】
1: 名無しさん
2: 名無しさん
前提のおさらいを2つ
ロジスティック回帰は、二項分布の平均 を で1次式につなぐ
尤度比検定: は漸近的に 、自由度は母数の数の差
3: 名無しさん
>>1
一般化線形モデル(GLM)は3つの部品でできてる
(1) 応答の分布:指数型分布族(正規、二項、ポアソン、ガンマなど) (2) 線形予測子 (3) リンク関数
4: 名無しさん
>>3
正規分布と恒等リンクなら普通の線形回帰、二項とロジットならロジスティック回帰。全部同じ枠組みで、最尤推定は重みを変えながらの最小二乗のくり返しで解ける
5: 名無しさん
数字で。 で件数
、(標準誤差0.221)。 が1増えると平均件数が 倍
当てはめ値は
6: 名無しさん
>>5
逸脱度は、データにぴったり合わせたモデル(飽和モデル)との対数尤度の差の2倍
このモデルで (自由度2)、 を入れない定数だけのモデルで (自由度3)
7: 名無しさん
>>6
2つの差 は、 を入れるかどうかの尤度比検定。自由度1の でP値約0.007
8: 名無しさん
>>6
が自由度より大きければ当てはまりが悪い、でええの?
9: 名無しさん
>>8
件数が十分大きいなら、 は自由度 の で近似できて、その目安で読める。件数が小さいと近似が悪い
ポアソンは平均=分散が前提。 が自由度よりずっと大きいなら、分散が平均より大きい(過分散)ことを疑う
10: 名無しさん
>>9
過分散なら、ポアソンを捨てて負の二項分布にすればええやん
11: 名無しさん
>>10
それも1つの手。もう1つは、平均のモデルはそのままで分散を と膨らませる(準ポアソン)。係数の推定値は同じで、標準誤差が 倍になる
どっちを選ぶかは、過分散の原因(個体差か、集まって起きるか)の見立てで決める
12: 名無しさん
分布・線形予測子・リンクの3部品、ポアソン回帰は対数リンクで係数は倍率、逸脱度の差が尤度比検定、過分散は分散のモデルで直す。これで説明できるな
管理人のひとこと
- GLM:指数型分布族+線形予測子+リンク関数。ポアソン回帰は 、 が倍率。
- 例():(1.75倍)、逸脱度0.044(自由度2)、定数モデルは7.27。差7.23は尤度比検定でP値約0.007。
- 逸脱度が自由度よりずっと大きければ過分散を疑い、負の二項分布か準ポアソンで扱う。