指数分布の「無記憶性」で、10分待っても残りの待ち時間の見込みは変わらん、って書いてあった
さすがにそれはおかしくないか
【疑問】タクシーを10分待ったのに「あと何分か」の見込みが変わらんってほんま?【統計検定準1級】
>>1
まず指数分布から
「次の出来事が起きるまでの待ち時間」を表す分布
1分あたりに平均何回起きるかを (ラムダ)とすると、待ち時間の平均は
流しのタクシーが1分あたり平均0.2台通るなら
平均5分待ち
>>2
5分待てばだいたい来る、ってことか
>>3
それがそうでもない。 分待っても来ない確率は
平均の5分で来ない確率は
5分以内に来るのは約63%だけ。平均より待たされるほうが4割近くある
>>4
10分待っても来ない確率は?
>>5
約13.5%。ちなみに待ち時間の真ん中の値(中央値)は約3.47分で、平均の5分より短い
すぐ来ることが多いけど、たまに長く待たされて平均を引き上げる形
で、無記憶性ってのは?
>>7
すでに10分待って来てない人が、さらに5分以上待つ確率
>>4の、待ち始めてから5分以上待つ確率と同じ
何分待ったあとでも、そこからの待ち時間は最初と同じ分布。残りの平均も5分のまま
>>8
いや、待ったぶん次のタクシーは近づいてるやろ。感覚と合わん
>>9
それは時刻表どおりに来るバスなら正しい
10分おきに来るバスに、時刻表を見ずにふらっと行って6分待ったなら、残りは長くても4分
指数分布は「いつ来るかは毎瞬まったくのランダム」っていう前提の分布やから、待った時間の情報が役に立たん
>>10
前提がランダムかどうかで答えが変わるってことか
>>11
そう。無記憶性を持つ連続分布は指数分布だけ
だから「待った時間で残りが変わる」データに指数分布を当てるのは合ってない
ポアソン分布とはどうつながるん
>>13
ポアソン分布は「決まった時間の中で何回起きるか」の分布、指数分布は「次が起きるまで何分か」の分布。同じランダムな出来事を、回数で見るか待ち時間で見るかの違い
1分あたり0.2台なら、10分で通る台数は平均 台のポアソン分布
>>14
10分で0台の確率は?
>>15
平均2のポアソン分布で0回の確率は
>>6の「10分待っても来ない確率」とぴったり同じ
「10分待っても来ない」と「10分で0台」は、同じことを言ってる
3台目が来るまでの時間はどうなる
>>17
待ち時間が3回分つながるから、平均は 分
指数分布を足したものはガンマ分布(「 回目が起きるまでの時間」の分布)になる
機械の故障までの時間にも使うって聞いた
>>19
使うけど注意が要る
指数分布で表すと、無記憶性のせいで「使い込んでも壊れやすさが変わらない」部品ってことになる
古くなるほど壊れやすい部品なら、指数分布は合ってない。そういうときは壊れやすさが時間で変わる別の分布(ワイブル分布など)を使う
>>20
平均 、来ない確率 、無記憶性、ポアソン分布との対応。この4つやな
管理人のひとこと
- 指数分布は「次の出来事までの待ち時間」の分布。1分あたり平均 回なら、平均待ち時間は (0.2台なら5分)。
- 分待っても来ない確率は 。平均の5分以内に来るのは約63%で、中央値(約3.47分)は平均より短い。
- 無記憶性:10分待ったあとさらに5分以上待つ確率は で、最初から5分以上待つ確率と同じ。毎瞬ランダムに起きる前提だから成り立ち、時刻表どおりのバスや古くなるほど壊れやすい部品には合わない。
- 回数で見ればポアソン分布、待ち時間で見れば指数分布。「10分で0台」の確率 は「10分待っても来ない」確率と同じ。