肥料なし(対照群)と、新しい肥料A・B・Cで収量を比べたい
知りたいのはA・B・Cが対照群と違うかどうかだけで、AとBの比較は要らん
【疑問】対照群と3つの新しい方法を比べるだけなら、テューキー法より甘い境目でええってほんま?ダネット法【統計検定準1級】
>>1
それがダネット法の出番。比べるのは「対照群とA」「対照群とB」「対照群とC」の3つだけ
>>2
ふつうのt検定を3回やったらあかんの?
>>3
それぞれ有意水準5%で検定すると、どれか1つでも間違って有意になる確率(ファミリーワイズの誤り率)が5%を超える
3つが独立なら 。実際は対照群を共有してて独立じゃないけど、5%より大きくなるのは同じ
>>4
ボンフェローニで にすればええやん
>>5
それでも5%以下には抑えられる。ただ、少し厳しすぎる
3つの比較はどれも同じ対照群の平均を使ってるから、互いに正の相関がある。ダネット法はこの相関を計算に入れて、ちょうど5%になる境目を出す
>>6
数字で比べて
>>7
各群10個(4群で40個)、誤差の自由度36、両側5%で、 値の境目は
テューキーは の形に直した値。4群の全6ペアを比べるぶん、いちばん厳しい
>>8
ダネットとボンフェローニ、あんまり変わらんな
>>9
比べるのが3つくらいだと差は小さい。比べる群が増えるほど、相関を使えるダネットの得が大きくなる
ただ、比べる相手を対照群に絞ったぶん、AとBのどっちが上かについては何も言えない
具体的なデータでやってみたい
>>11
対照群との平均の差が、Aで1.3、Bで3.1、Cで5.1。4群をまとめた標準偏差が1.87
差の標準誤差は
>>12
値は とかで出すんやな
>>13
そう。 値は約1.55、3.71、6.10
境目の2.45と比べると、Aは有意でなく、BとCは有意。ダネット法で補正したp値は、約0.29、約0.002、0.00001未満
「新しいほうが上か」だけ知りたいなら、片側にできるん?
>>15
できる。片側のダネット法もあって、この例なら境目は約2.13
ただ、片側にするかはデータを見る前に決めておく。下がったものも見つけたいなら両側
対照群の数を他より多くしたほうがええって聞いた
>>17
対照群は3つの比較すべてに使われるから、そこを増やすと3つとも精度が上がる
目安として、比べる群の数を 、各群を 個とすると、対照群を 個くらいにするとよい、という考え方がある。 なら約1.7倍
>>10
テューキー法とは、どう使い分けたらええん
>>19
知りたい比較で決める。全部のペアならテューキー、対照群との比較だけならダネット
比べたいものを先に決めておくと、そのぶん検出力を無駄にしない
分散分析で、全体として差があるかを先に見んでもええの?
>>21
ダネット法もテューキー法も、それ自体でファミリーワイズの誤り率を5%に抑えてるから、分散分析を先に通す必要はない
分散分析のF検定が有意かどうかと、ダネット法で有意な比較があるかどうかは、ずれることもある
管理人のひとこと
- 対照群と各群だけを比べるのがダネット法。比べる数が少ないぶん、全ペアを比べるテューキー法より境目が低い。
- 各群10個・4群・自由度36・両側5%での の境目は、補正なし2.03、ダネット2.45、ボンフェローニ2.51、テューキー2.69。ダネットは比較どうしの相関を使ってちょうど5%にする。
- 例では差1.3・3.1・5.1、標準誤差0.84で 。BとCが有意。片側のダネット法もあるが、片側にするかは前もって決める。
- 対照群は全部の比較に使うので多めにするとよい(目安は 倍)。分散分析を先に通す必要はない。