一致推定量って、データを増やしたら真の値に近づく推定量のことやろ
不偏推定量とどう違うんや。同じようなもんちゃうの
【疑問】一致推定量って「データを増やせば正しくなる」ってだけ?不偏推定量と何が違うん【統計検定準1級】
>>1
定義のおさらい。推定量 が、どんな についても
を満たすとき一致推定量という。 に確率収束する、ってこと
不偏性は「平均すると 」、一致性は「 を増やすと の近くに集まる」で、見てるものが違う
>>2
不偏やったら、一致もしてるんちゃうの
>>3
してないこともある。 個データがあっても、1個目の だけを使う推定量は、平均の推定として不偏
でも をいくら増やしても のばらつきは のままで縮まん。だから一致推定量やない
>>4
逆に、偏ってるのに一致する推定量は?
>>5
偏差の2乗和を で割る分散の推定量がそう。期待値は で少し小さいけど、偏りは が大きくなると0に近づく
ばらつきも小さくなっていくから、一致推定量になる
一致するかどうか、どうやって確かめるん
>>7
平均二乗誤差(偏りの2乗+分散)が0に近づけば一致する
マルコフの不等式から で、右辺が0に行くから
偏りも分散も で0に行けば、それで十分
>>8
具体例で
>>9
0から の一様分布で、最大値 を推定量にする。 のとき、真の値から0.5以上下にずれる確率は
で約0.60、 で約0.077、 で約0.006。どんどん0に近づくから一致推定量
一致しない推定量って、現実にある?
>>11
標準コーシー分布の標本平均がそう。何個平均しても、元と同じコーシー分布のまま
の確率は によらず約0.205で、0に近づかない。中央値なら一致する
>>12
でも の話やろ。実際のデータは有限なんやから、一致性なんて実用的には意味なくない?
>>13
一致性だけで「よい推定量」とは言えんのはその通り。 でもまだ大きくずれる一致推定量もありうる
ただ、一致しない推定量は、データをいくら集めても正しい値に近づく保証がない。一致性は「最低限これは欲しい」っていう条件
>>14
じゃあ不偏性と一致性やったら、どっちが大事なん
>>15
どっちかと言えば一致性やと思う。>>4の は不偏でも使い物にならんし、>>6の 割りの分散は偏っててもふつうに使える
>>16
いや、データが少ないときは偏りが効くやろ。 なら 割りの分散は真の値の8割しかない。不偏性も軽く見たらあかん
>>17
それはそう。少ないデータでは偏りが目立つし、多いデータでは一致性が効いてくる。どっちか一方やなくて、データの数と目的で見る
最尤推定量は一致するん?
>>19
正則条件のもとでは一致する。さらに が大きいとき、分散がクラメール・ラオの下限に近づく
一様分布の最大値みたいに正則条件を満たさん場合でも、>>10みたいに一致することはある
一致性は「 を増やすと の近くに集まる」で、不偏性とは別物。不偏でも一致せんものも、偏ってても一致するものもある。MSE が0に行けば一致。コーシーの標本平均は一致せん。混ぜてたわ
管理人のひとこと
- 一致推定量は、どんな でも となる推定量( に確率収束)。不偏性(平均すると )とは別の性質。
- だけを使う推定量は不偏だが一致しない。 で割る分散の推定量は偏りがあるが一致する。
- 平均二乗誤差が0に近づけば一致する(マルコフの不等式)。一様分布の最大値は で、 なら約0.006。
- 標準コーシー分布の標本平均は一致しない( の確率は約0.205のまま)。
- 一致性は最低限の条件で、それだけでよい推定量とは言えない。データが少ないときは偏りも効く。最尤推定量は正則条件のもとで一致する。