検定して有意差なしやったら「差はない」でええやろ
検出力とか第2種の誤りとか、なんで別に考えなあかんのや
【疑問】有意差なしやったら「差はない」でええやん。検出力って何のためにあるん?【統計検定2級】
>>1
おさらいから。検定の間違い方は2種類ある
第1種の誤りは、本当は差がない(帰無仮説が正しい)のに「差がある」と言ってしまうこと。その確率が有意水準
第2種の誤りは、本当は差があるのに「差がある」と言えないこと。その確率を と書く
>>2
検出力は?
>>3
本当に差があるときに、ちゃんと「差がある」と言える確率で、
例でたのむ
>>5
内容量500gと書いてある袋を25袋測る。1袋のばらつきは標準偏差10gと分かってるとする
標準誤差は 。両側5%で検定するなら、平均が 、つまり496.08未満か503.92超のとき「500gではない」と言う
>>6
本当の平均が496gやったら、どれくらいの確率で見つけられるん
>>7
本当の平均が496gのとき、標本平均が496.08未満になる確率は
反対側はほぼ0やから、検出力は約52%。半分近くは見逃して「有意差なし」になる
>>8
4gも少ないのに、半分は見逃すんか
>>9
だから「有意差なし」は「差はない」の証拠にはならん。検出力の低い検定で有意差なしでも、何も言えてないのに近い
>>10
なら を5%から1%にして、もっと慎重にしたらええんちゃう
>>11
慎重になるのは第1種の誤りのほうだけ。境目が に下がるから
本当の平均496gでの検出力は約28%まで落ちる。 を小さくすると は大きくなる。片方だけ減らすことはできん
じゃあ両方減らすにはどうするん
>>13
データを増やす。100袋なら標準誤差は1で、境目は498.04
本当の平均496gでの検出力は まで上がる
>>14
何袋測ればええかって、前もって決められるん
>>15
決められる。両側5%で、4gの差を検出力80%で見つけたいなら
0.84は標準正規分布の上側20%点。49袋なら検出力は約80%になる
>>16
その計算、本当の差が4gって分かってる前提やん。分からんから検定するんちゃうの
>>17
そこは「このくらいの差なら見逃したくない」という大きさを、目的から自分で決める
実際の差が分かってるわけやない。見つけたい最小の差を決めて、それに必要な数を出す、という順番
裁判にたとえる説明をよく見るけど
>>19
帰無仮説が「無罪」。第1種の誤りが冤罪、第2種の誤りが真犯人を逃すこと
冤罪を減らそうと有罪の基準を厳しくすると、逃す犯人が増える。証拠(データ)を増やせば両方減らせる
は差がないのに差ありと言う確率、 は差があるのに見逃す確率、検出力は 。 を下げると が上がる、両方下げるにはデータを増やす。有意差なしで「差なし」と言うのはもうやめる
管理人のひとこと
- 第1種の誤り(差がないのに差ありと言う)の確率が有意水準 、第2種の誤り(差があるのに見逃す)の確率が 、検出力は 。
- 標準偏差10g、25袋、両側5%では、本当の平均が4g少なくても検出力は約52%。有意差なしは「差がない」の証拠にならない。
- を1%にすると検出力は約28%に下がる。両方を減らすにはデータを増やす(100袋で約98%)。
- 必要な数は見つけたい差から決める: で検出力約80%。