広告A案を400人に見せたら48人がクリック(12%)、B案は400人中32人(8%)
4ポイントも違うんやからAの勝ちでええやろ
【疑問】A案12%とB案8%、各400人に見せた結果。この差は偶然ちゃうって言えるん?2つの比率の差の検定【統計検定2級】
>>1
偶然のばらつきでも、それくらいの差は出ることがある。それを確かめるのが2つの比率の差の検定
帰無仮説は「AとBの本当のクリック率は同じ」
>>2
やり方は?
>>3
まず、同じと仮定したときの共通のクリック率を、2つをまとめて出す
この で、差の標準誤差を計算する
>>4
そのあと?
>>5
差を標準誤差で割る
両側の 値は約 。有意水準5%では、差があるとは言えない
>>6
4ポイントもあって有意じゃないんか
>>7
400人ずつやと、クリック率10%のばらつきがそこそこ大きいから
同じ12%と8%でも、800人ずつなら 、 で有意になる
>>8
人数を増やしたら有意になるって、なんかずるくない?
>>9
ずるくはない。人数が多いほど差の測り方が正確になるから、同じ差でも偶然とは言いにくくなる
ただ、有意かどうかと、差が大きいかどうかは別の話。そこは効果の大きさを見る
分割表のカイ二乗検定と何が違うん?
>>11
2×2表なら同じ検定。補正なしのカイ二乗統計量は になる
値も同じ約 になる。違うのは、 やと片側検定にもできるところ
>>2
差の信頼区間も出せるん?
>>13
出せる。信頼区間では「同じ」と仮定しないから、それぞれの率で標準誤差を出す
95%区間は で、約 から
>>14
0をぎりぎり含んでるから、検定の結果と合ってるな
>>15
そう。ただ検定と区間で標準誤差の出し方が違うから、境目すれすれのときは結論が食い違うこともある
>>14
区間の上のほうは8ポイント差やん。それならA案に決めてもよさそうやけど
>>17
区間の下は −0.1ポイントで、ほぼ差なしもあり得る。決めるなら、間違えたときの損と、追加で調べる費用を比べることになる
統計がくれるのは「どれくらい不確かか」までで、どっちを選ぶかは損得の話
人数が少ないときも同じでええの?
>>19
正規分布で近似してるから、クリックした人数としなかった人数が、どっちの群でも少なすぎないことが条件
目安として、それぞれ5以上や10以上がよく言われる。足りないときはフィッシャーの正確検定を使う
管理人のひとこと
- 2つの比率の差の検定は、まとめた率 で標準誤差を出し、 を見る。12%対8%(各400人)では 、両側 。
- 同じ差でも各800人なら 。有意かどうかと差の大きさは別。2×2表のカイ二乗検定(補正なし)の統計量は と一致する。
- 差の信頼区間は「同じ」と仮定しない標準誤差で作る(約 〜)。人数が少ないときは正規近似が崩れるので、フィッシャーの正確検定を使う。