読むだけでちょっと賢くなる、架空のまとめスレ

【疑問】人数が少ない分割表はフィッシャーの正確検定って言われた。カイ二乗検定と何が違うん?【統計検定準1級】

17レスカテゴリ:統計・確率
1: 名無しさん

16人で、新しい方法Aの8人中7人、従来の方法Bの8人中2人に効果があった
カイ二乗検定をしようとしたら、人数が少ないからフィッシャーの正確検定にしろって言われた。何が違うんや

2: 名無しさん

>>1
カイ二乗検定は、カイ二乗分布で近似した検定。人数が多ければよく合うけど、期待度数が小さいと近似が悪くなる
この表やと、効果があった9人・なかった7人を8人ずつに分けるから、期待度数は4.5と3.5。5未満のマスがある

3: 名無しさん

>>2
フィッシャーのほうは近似せんの?

4: 名無しさん

>>3
しない。行と列の合計を固定して、「Aの8人のうち効果があった人が何人になるか」の確率を、組合せで正確に計算する
16人中9人に効果があって、そこから8人をAに選ぶと考えると、Aの効果ありの人数は超幾何分布に従う

5: 名無しさん

>>4
実際に計算してみて

6: 名無しさん

>>5
帰無仮説(AとBで効果は同じ)のもとで、Aの効果ありがちょうど7人になる確率は

8人全員になる確率は

7: 名無しさん

>>6
で、p値は?

8: 名無しさん

>>7
「実際と同じか、もっと極端な表」の確率を足す。Aが7人以上なら で、これが片側のp値
両側は、反対側(Aが2人以下)も同じくらい極端なものとして足す。この表は左右対称やから約0.041

9: 名無しさん

>>8
カイ二乗検定でやったらどうなるん

10: 名無しさん

>>9
補正なしのカイ二乗検定やとp値は約0.012で、フィッシャーの0.041よりずっと小さく出る
イェーツの補正をかけると約0.044で、フィッシャーに近づく
少ない人数で補正なしを使うと、有意が出やすすぎることがある

11: 名無しさん

>>10
なら、いつでもフィッシャーを使えばええやん。正確なんやから

12: 名無しさん

>>11
人数が多いと計算は重くなるけど、今のコンピュータならたいてい計算できる。だからいつでもフィッシャー、という考え方もある
ただ、とびとびの確率を足すから、実際の第1種の誤りの確率は5%より小さめになりやすい(保守的)
人数が十分あれば、カイ二乗検定とほぼ同じ答えになる

13: 名無しさん

有名な例があるって聞いた

14: 名無しさん

>>13
紅茶にミルクを先に入れたか後に入れたかを当てられる、という人の話
8杯のうち4杯ずつ用意して、どの4杯がミルクが先かを当てさせる。当てずっぽうで4杯とも当たる確率は

全部当てれば、偶然とは考えにくい

15: 名無しさん

>>14
4杯中3杯当たったら?

16: 名無しさん

>>15
3杯以上当たる確率は、3杯の組み合わせが 通りあるから
3杯当てたくらいでは、まぐれでも4回に1回くらい起きる

17: 名無しさん

期待度数が小さいならフィッシャー。行と列の合計を固定して、超幾何分布で「同じかもっと極端な表」の確率を足す。少ないときに補正なしのカイ二乗を使うと有意が出すぎる。人数が多ければどっちでもほぼ同じ。分かったわ

管理人のひとこと