クラメール・ラオの下限 の導出で、コーシー・シュワルツをどこに使うのか分からん
【疑問】クラメール・ラオの不等式って、どうやって導くん?下限を達成しない不偏推定量はダメなん【統計検定1級】
1: 名無しさん
2: 名無しさん
前提のおさらいを2つ
フィッシャー情報量 ( やから)。 個なら
ラオ・ブラックウェルの定理で、十分統計量で条件付けると不偏推定量の分散は減る
3: 名無しさん
>>1
鍵は、不偏推定量 とスコア の共分散が1になること
を で微分すると
やから
4: 名無しさん
>>3
そこでコーシー・シュワルツ
だから
5: 名無しさん
>>4
数字で。ベルヌーイなら下限は で、 の分散とちょうど同じ
なら 。 は下限を達成する(有効推定量)
6: 名無しさん
>>4
等号はいつ成り立つん
7: 名無しさん
>>6
コーシー・シュワルツの等号やから、 が の定数倍のとき。
ポアソンなら で、 が下限 を達成
この形になるのは指数型分布族の特定の母数だけ
8: 名無しさん
>>7
達成しない例:正規で も未知のときの
下限は 、 の分散は で、少し大きい
9: 名無しさん
>>8
下限を達成しないなら、もっといい不偏推定量があるってことやろ
10: 名無しさん
>>9
そうとは限らない。 は一様最小分散不偏推定量で、不偏推定量の中ではこれが最良
下限は「これより小さくはならない」線で、届くとは限らない。届かない場合は、ラオ・ブラックウェルとレーマン・シェフェで最良を示す
11: 名無しさん
>>10
逆に、下限より小さい分散の不偏推定量が出てくることもある。 の は分散
範囲が で動いて正則条件を満たさないから、そもそも不等式が使えない
12: 名無しさん
の不偏推定量なら、下限は 。共分散が になるだけ
13: 名無しさん
共分散が1、コーシー・シュワルツ、等号はスコアが1次式。届かないときは別の道具で最良を示す。この区別を答案で書ければよさそうやな
管理人のひとこと
- を微分すると 。コーシー・シュワルツで 。
- 等号は のとき。ベルヌーイ・ポアソンの は下限を達成する(、 で0.0105)。
- 正規( 未知)の は下限 に届かないが、一様最小分散不偏推定量。
- は正則条件を満たさず不等式が使えない。 の下限は 。