空中線電力の表し方が、電波の型式で尖頭電力になったり平均電力になったりする
どれがどれか覚えられへん
【疑問】J3Eは尖頭電力、F3Eは平均電力ってなんで違うん?空中線電力の表示(施行規則第4条の4)【アマチュア無線4級】
前提のおさらい。電波の型式は1文字目が主搬送波の変調の型式(A 両側波帯、J 抑圧搬送波の単側波帯、F 周波数変調など)、2文字目が変調する信号の性質(1 デジタル単一チャネル副搬送波なし、3 アナログ単一チャネルなど)
>>1
まず3つの電力の定義(電波法施行規則第2条)
尖頭電力(pX):通常の動作状態で、変調包絡線の最高尖頭における無線周波数1サイクルの間に送信機から給電線に供給される平均の電力
平均電力(pY):変調の最低周波数の周期に比べて十分長い時間(通常、平均の電力が最大である約10分の1秒間)にわたって平均した電力
搬送波電力(pZ):変調のない状態で、無線周波数1サイクルの間に給電線に供給される平均の電力
>>3
どの型式にどれを使うかは、施行規則第4条の4の表。アマチュアでよく出るのは
J(J3Eなど):尖頭電力(pX)
F(F3Eなど):平均電力(pY)
Aで2文字目が1(A1Aなど):尖頭電力(pX)
Aで2文字目が3(A3E):地上基幹放送局は搬送波電力(pZ)、それ以外は平均電力(pY)
>>4
なんでJ3Eは尖頭電力なん?
>>5
J3Eは搬送波をおさえてあって、声がないと電波がほとんど出ない。出力が声に合わせて大きく変わるから、いちばん高い山(尖頭)で表すのが決まりになってる
>>4
F3Eは振幅が一定やから、平均で表せばいいわけか
>>4
A1A(モールスの電信)はキーを押したときだけ搬送波が出るから、尖頭電力
>>4
Hで始まる型式(全搬送波の単側波帯)は、地上基幹放送局が尖頭電力、それ以外は平均電力。Rで始まる型式(低減搬送波の単側波帯)は尖頭電力
>>1
表示の記号は、尖頭電力がpX、平均電力がpY、搬送波電力がpZ。X・Y・Zの順に「尖頭・平均・搬送波」
>>10
4アマの「10W以下」「20W以下」も、この空中線電力で考える
>>6
Jは山で、Fは平均。声で出力がゆれるものは尖頭電力、と覚えたら迷わへん
管理人のひとこと
- 電力の定義(施行規則第2条):尖頭電力(pX)は変調包絡線の最高尖頭での1サイクルの平均電力、平均電力(pY)は十分長い時間(通常約10分の1秒間)の平均、搬送波電力(pZ)は無変調時の1サイクルの平均電力。
- 空中線電力の表示(施行規則第4条の4):J3Eなど J は尖頭電力、F3Eなど F は平均電力、A1A(Aで2文字目が1)は尖頭電力、A3Eは地上基幹放送局が搬送波電力でそれ以外は平均電力。R は尖頭電力、H は地上基幹放送局が尖頭電力でそれ以外は平均電力。
- J3Eは声がないと電波がほとんど出ず出力が大きく変わるので尖頭で表す。