同じデータで最短距離法と最長距離法を使ったら、2つのクラスターの分かれ方が違った。どっちが正しいん
【疑問】クラスター分析、結合法を変えたら分かれ方が変わった。k-meansも初期値で答えが違うってほんま?【統計検定1級】
前提のおさらい。相関係数は単位によらないけど、距離は単位で変わる。変数ごとに標準化してから距離を測るかどうかで結果が変わる
>>1
階層的手法は、近いものから順に1つずつ合併していく。違うのは「クラスターどうしの距離」の決め方
最短距離法:2つのクラスターの中で一番近い2点の距離
最長距離法:一番遠い2点の距離
群平均法:全部の組の距離の平均、ウォード法:合併したときの平方和の増え方
数字で。1次元の7点
最短距離法:間隔が と少しずつ広がるだけやから、左から順に鎖のようにつながる。2つに分けると と
最長距離法: と
>>4
最短距離法の結果、8.4が1点だけ外れるのは変ちゃう?
>>5
最短距離法は「近い点が1つでもあればつながる」から、細長く連なったクラスターを作りやすい(連鎖)。最長距離法は、まとまりのよい丸いクラスターを作りやすい
どっちが正しいかは、データの見方で決まる。どの手法でも同じに分かれるなら、その分かれ方は頑健と言える
k-meansは、クラスターの数 を決めて、中心への2乗距離の和を最小にする
「近い中心に割り当てる」と「中心を平均に更新する」を交互にくり返す。どちらの段階でもこの和は増えない
>>7
同じ7点で
初期中心を と にすると、 と で、和は約13.45
初期中心を と にすると、 と で止まって、和は約16.14
>>8
もっと小さい和があるのに止まるんやったら、アルゴリズムが壊れてるやん
>>9
壊れてない。くり返しが保証するのは「これ以上減らない点で止まる」ことだけで、一番小さい点(全体の最小)に届く保証はない
だから初期値を何通りも変えて走らせて、和が最小のものを選ぶ。実務ではそれが普通の使い方
>>10
そのものもデータからは一意に決まらない。 を増やせば和は必ず減るから、減り方が鈍る点を目安にするくらい
結合法で距離の定義が変わる、最短距離法は連鎖しやすい、k-meansは局所解があるから初期値を変える、標準化するかも結果を変える。これで説明できるな
管理人のひとこと
- 階層的手法は結合法(最短・最長・群平均・ウォード)でクラスター間の距離の定義が変わる。
- 例(7点 ):最短距離法は と (連鎖)、最長距離法は と 。
- k-meansは2乗距離の和を減らすが局所解で止まる(初期値で13.45と16.14)。初期値を変えて最小を選ぶ。距離は単位で変わるので標準化も結果に効く。