人名・モデル名・年がごちゃごちゃになる。まぎらわしいものをまとめて確認したい
【疑問】G検定に出てくる人名・モデル名・年、まぎらわしいものをまとめて確認したい【G検定】
前提のおさらい。モデルを軽くする方法として、プルーニング(重みを取り除く)、量子化(ビット数を減らす)、蒸留(ヒントンらの2015年の論文、教師の分布を生徒にまねさせる)、宝くじ仮説(2019年の論文)があった
>>1
AIの歴史の出発点から
1950年:チューリングが、機械が考えられるかを会話で判定する方法(チューリングテスト)を提案
1956年:ダートマス会議で「人工知能」という言葉が使われた
1958年:ローゼンブラットのパーセプトロン
1969年:ミンスキーとパパートが、単純パーセプトロンの限界を示した
>>3
第2次ブームのころ
1980年:福島邦彦のネオコグニトロン。畳み込みニューラルネットワークのもとになった考え方
1986年:ラメルハート、ヒントン、ウィリアムズが誤差逆伝播法を広めた
1989年:ルカンらが、手書き数字の認識に畳み込みと誤差逆伝播法を使った
>>4
ネオコグニトロンとルカンのやつ、どっちが誤差逆伝播法を使ってたんやったっけ
>>5
誤差逆伝播法で学習したのはルカンらのほう。ネオコグニトロンは誤差逆伝播法を使わない学習のしかたやった。並びは、ネオコグニトロン(1980年)が先
第3次ブームの入り口
1997年:LSTM(ホッフライターとシュミットフーバー)。同じ年に、チェスでディープ・ブルーが世界チャンピオンに勝った
2006年:ヒントンらの論文から、層ごとの事前学習で深いネットワークを学習する流れが広まった
2012年:AlexNetが画像認識のコンテストILSVRCで大差の優勝
画像分類の系譜は、何を変えたかで覚える
VGG(2014年の論文):3×3を重ねて深くする
GoogLeNet(2014年の論文):Inceptionモジュールで違う大きさのフィルタを並べる
ResNet(2015年の論文):スキップ結合で深くしても学習できる
Wide ResNet(2016年の論文):幅を広げる
DenseNet(2017年の論文):前の全部の層の出力をつなげる
SENet(2017年の論文):チャネルに重みをつける
>>8
MobileNetとMnasNetとEfficientNetもまぎらわしい
>>9
MobileNet(2017年の論文):Depthwise Separable Convolutionで軽くする
MnasNet(2018年の論文):スマホでの処理時間も評価に入れて構造を自動で探す
EfficientNet(2019年の論文):深さ・幅・解像度を決まった比率で一緒に大きくする
Vision Transformer(2020年の論文):画像をパッチに分けてTransformerに入れる
系列と言語
Seq2Seq(2014年の論文)、GRU(2014年の論文)
word2vec(ミコロフらの2013年の論文):CBOWは周りから真ん中、スキップグラムは真ん中から周り
Transformer(ヴァスワニらの2017年の論文)
ELMo(2018年の論文)は双方向のLSTM、BERT(デヴリンらの2018年の論文)はTransformerのエンコーダ
PaLM(2022年の論文)
>>11
ELMoとBERTはどっちも2018年で、どっちも前後の文脈を見るから混ざる
>>12
土台で分けると分かりやすい。ELMoはLSTM、BERTはTransformer。ELMoは左からと右からを別々に読んでつなぐ、BERTは各層で両方向を同時に見る
生成モデル
VAE(キングマとウェリングの2013年の論文)
GAN(グッドフェローらの2014年の論文)
Pix2Pix(2017年の論文)は組のデータ、CycleGAN(2017年の論文)は組にならないデータ
DDPM(ホーらの2020年の論文)、NeRF(2020年の論文)
強化学習とゲーム
DQN(ムニらの2015年の論文)
AlphaGo:2016年に世界トップ級の棋士に勝った
A3C(2016年の論文)、PPO(2017年の論文)
アルファスター(2019年の論文)
Agent57(2020年の論文):Atariの57本すべてで人間の基準を上回った
>>14
マルチモーダルは、CLIP(2021年の論文)、DALL-E(2021年の論文)、Flamingo(2022年の論文)
説明可能AIは、CAM(2016年の論文)とGrad-CAM(2017年の論文)、LIME(2016年の論文)とSHAP(2017年の論文)。CAMとLIMEが先、Grad-CAMとSHAPが次の年
>>16
年をまるごと覚えるより、「何が何を直したか」の順番で覚えるほうが崩れにくい。R-CNN → Fast R-CNN → Faster R-CNN → Mask R-CNN、みたいに、前の弱点を次が直す流れで並べると、年は後からついてくる
管理人のひとこと
- 歴史:1950年チューリングテスト、1956年ダートマス会議、1958年パーセプトロン、1969年に限界の指摘、1980年ネオコグニトロン、1986年誤差逆伝播法、1989年ルカンら(誤差逆伝播法で学習したのはルカンら)。
- 1997年LSTMとディープ・ブルー、2006年層ごとの事前学習、2012年AlexNet。画像分類はVGG・GoogLeNet(2014年)、ResNet(2015年)、Wide ResNet(2016年)、DenseNet・SENet(2017年)。軽量化と自動設計はMobileNet(2017年)、MnasNet(2018年)、EfficientNet(2019年)、ViT(2020年)。
- 言語はword2vec(2013年)、Seq2Seq・GRU(2014年)、Transformer(2017年)、ELMo・BERT(2018年、土台はLSTMとTransformer)、PaLM(2022年)。生成はVAE(2013年)、GAN(2014年)、Pix2Pix・CycleGAN(2017年)、DDPM・NeRF(2020年)。
- 強化学習はDQN(2015年)、AlphaGo(2016年)、A3C(2016年)、PPO(2017年)、アルファスター(2019年)、Agent57(2020年)。年は「何が何を直したか」の順番で覚えると崩れにくい。