ディープラーニングって最近できた技術やと思ってたら、ネオコグニトロンとか昔の名前が出てきた
歴史を順番に知りたい
【疑問】ディープラーニングっていつ誰が作ったん?ネオコグニトロン・LeNet・ImageNet・AlphaGoを順番に【G検定】
前提のおさらい。機械学習はルールを人が書く代わりに、データからパターンを学ぶ。ディープラーニングはその一種で、層を深く重ねたニューラルネットワークを使う
>>1
出発点は人間の神経回路をまねたモデル
1943年にマカロックとピッツが、神経細胞(ニューロン)を単純な計算で表すモデルを出した
入力 に重み をかけて足し、関数 を通して出力する
>>3
数字を入れるとどうなる?
>>4
で、 を「0以上なら1、それ以外は0」とすると
重みを変えると答えが変わる。重みをデータから決めるのが「学習」
>>3
これを学習できるようにしたのが、1958年のローゼンブラットのパーセプトロン
>>1
画像のほうでは、1980年に福島邦彦がネオコグニトロンを発表した
目の神経の仕組みをヒントに、形の特徴を取り出す層と、位置のずれを吸収する層を交互に重ねた。今の畳み込みニューラルネットワーク(CNN)の原型と言われる
>>7
LeNet はそのあと?
>>8
そう。ルカンらが1989年の論文で、誤差逆伝播法で学習する畳み込みのネットワークを、手書きの郵便番号の数字の認識に使った。この流れが LeNet と呼ばれる
ネオコグニトロンとの大きな違いは、誤差逆伝播法でネットワーク全体を学習させるところ
>>9
そんな前からあったのに、なんですぐ広まらんかったん?
>>10
データと計算機が足りなかった。層を深くすると学習もうまく進まなかった
そこで大量の画像データを用意したのが ImageNet。2009年の論文で発表された画像のデータベースで、のちに1400万枚を超えた
これを使った画像認識の大会が ILSVRC
>>11
2012年の ILSVRC で、ヒントンらのチームの AlexNet が top-5 エラー率15.3%で優勝。2位は26.2%で、ディープラーニングが一気に注目された
>>1
AlphaGo(アルファ碁)は?
>>13
ディープマインドが作った囲碁のAI。2016年にトップ棋士のイ・セドルに4勝1敗で勝った
ディープラーニングで盤面を評価して、モンテカルロ法の探索と組み合わせた。評価関数を作りにくい囲碁で、それを学習で作ったのがポイント
>>14
最近よく聞く生成AIもこの流れ?
>>15
そう。生成AIは、学習したデータをもとに、文章や画像を新しく作るAI
分類や認識だけじゃなく、作るほうにもディープラーニングが使われるようになった
>>16
ニューロンのモデル → パーセプトロン → ネオコグニトロン → LeNet → ImageNet と AlexNet → AlphaGo → 生成AI。アイデアは古くて、データと計算機が追いついて花開いた、と覚えとく
管理人のひとこと
- 1943年のマカロックとピッツのニューロンのモデル が出発点で、1958年にローゼンブラットがパーセプトロンを出した。
- 1980年に福島邦彦がネオコグニトロン(CNN の原型)、1989年にルカンらが誤差逆伝播法で学習する畳み込みのネットワーク(LeNet の流れ)を手書きの数字に使った。
- 2009年の論文で ImageNet が発表され、2012年の ILSVRC で AlexNet が top-5 エラー率15.3%(2位26.2%)で優勝した。
- 2016年に AlphaGo がイ・セドルに4勝1敗。生成AIは文章や画像を新しく作るAI。