強化学習の説明で、マルコフ決定過程・割引率・状態価値関数・行動価値関数が一気に出てきて追いつけん
【疑問】強化学習の「割引率0.9」って何を割り引いてるん?マルコフ決定過程と状態価値・行動価値【G検定】
前提のおさらい。強化学習は、正解を教えるかわりに行動の結果に報酬を与えて、報酬の合計が大きくなる行動のしかたを学ぶ。自分の行動で次に見るデータが変わるのが特徴
>>1
マルコフ決定過程(MDP)は、強化学習の問題を書くための枠組み
状態 :今どこにいるか
行動 :何をするか
遷移確率:状態 で行動 をとったとき、次にどの状態に移るかの確率
報酬 :そのときもらえる点数
「次の状態は、今の状態と行動だけで決まって、それより前の経緯は関係ない」(マルコフ性)と仮定する
>>3
割引率 は、先の報酬をどれくらい軽く見るかの数。報酬の合計(収益)を
で数える。 で、2手後までは報酬0、3手目に10もらえるなら
>>4
なんでわざわざ割り引くん?先でもらっても10は10やん
>>5
1つは、ずっと続く問題で合計が無限大にならんようにするため。毎回1もらえ続けても、 なら で止まる
もう1つは、同じ報酬なら早くもらえるほうを好むようにするため
を0に近づけると目先の報酬しか見んくなって、1に近づけると遠い先まで考えるようになる
状態価値関数 は「状態 から今の方策で動いたときの、収益の期待値」
行動価値関数 は「状態 で、まず行動 をとって、そのあと方策どおりに動いたときの収益の期待値」
方策は、どの状態でどの行動をとるかの決め方
>>7
数字で比べる。状態Aで「右」に行くと報酬1でBに移り、Bの価値は 。「左」に行くと報酬2でCに移り、。 とすると
目先の報酬は左のほうが大きいけど、先まで見ると右のほうがええ
>>8
じゃあ はいくつになるん?
>>9
方策しだい。いつも右を選ぶ方策なら 。右と左を半々で選ぶ方策なら、
このように「今の価値=すぐもらえる報酬+割り引いた次の状態の価値」と書ける関係をベルマン方程式と言う。Q学習などは、この関係を使って価値を少しずつ更新していく
>>10
Vは状態だけ、Qは状態と行動の組、と覚えとけば、問題文でどっちが聞かれてるか見分けやすい
管理人のひとこと
- マルコフ決定過程は状態・行動・遷移確率・報酬で強化学習の問題を書く枠組み。次の状態は今の状態と行動だけで決まる(マルコフ性)。
- 割引率 で収益 を数える。 で3手目の10は8.1、毎回1なら合計10。
- 状態価値 は状態から方策どおり動いたときの収益の期待値、行動価値 はまず をとったときの期待値。
- 、。いつも右なら 、半々なら3.75。この関係がベルマン方程式。