AIを仕事に入れるプロジェクトの進め方で、CRISP-DM・CRISP-ML・PoC・BPRが出てくる。ふつうのシステム開発と何が違うん?
【疑問】AIプロジェクトの進め方、CRISP-DM・CRISP-ML・PoC・BPR、ウォーターフォールとアジャイル【G検定】
前提のおさらい。機械学習のモデルは、学習に使っていないデータ(ホールドアウトや交差検証)で性能を確かめる。どこまでの性能が出るかは、データで試すまで分からない
>>1
一番の違いは、作る前に「どれだけの精度が出るか」が分からんこと。ふつうのシステムは仕様どおりに作れば動くけど、AIはデータ次第で、やってみたら精度が足りん、ということが起きる
だから、試しては戻る、を前提にした進め方になる
>>3
CRISP-DMは、データ分析のプロジェクトの進め方の標準として広まったもの。6つの段階がある
ビジネスの理解 → データの理解 → データの準備 → モデリング → 評価 → 展開
矢印は一方通行やなくて、データを見てビジネスの理解に戻る、評価してからやり直す、と行き来する
>>4
CRISP-MLは、それを機械学習向けに広げたもの。各段階に品質の確認を入れて、最後に「運用しながらの監視と保守」の段階を足した
モデルは作って終わりやなくて、使ってるうちにデータが変わって精度が落ちるから
>>3
PoC(概念実証)は、本格的に作る前に、小さく試して「本当にできるか、役に立つか」を確かめること
小さいデータで試しに学習して、必要な精度に届きそうかを見る
>>6
PoCばっかり繰り返して、いつまでも実際の導入に進まん、という話もよう聞くけど
>>7
PoCの前に、何が分かったら次に進むか、の基準を決めておかんとそうなる。「再現率80%以上なら導入する」みたいに、ビジネスの目的に結びついた基準にする
>>1
BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)は、仕事の流れそのものを根本から作りなおすこと
今の流れのまま一部をAIに置きかえるだけやと効果が小さいことが多い。AIが入る前提で、誰が何をどの順でやるかを見直す
>>1
開発の進め方は2つ
ウォーターフォール:要件 → 設計 → 実装 → テストと、前の段階を終えてから次に進む。最初に全部決められるときに向いてる
アジャイル:小さく作って見せて直す、を短い期間で繰り返す
>>10
AIは精度がやってみんと分からんから、全部アジャイルでやればええんちゃう?
>>11
そうとも限らん。モデルの部分は試行錯誤が要るからアジャイルが向いてるけど、そのまわりの画面やデータの連携みたいに仕様を決められる部分は、ウォーターフォールで進めることもある。部分ごとに使い分けるのが現実的
管理人のひとこと
- AIは作る前にどれだけ精度が出るか分からないので、試しては戻る進め方になる。
- CRISP-DMは、ビジネスの理解・データの理解・データの準備・モデリング・評価・展開の6段階を行き来する。CRISP-MLは各段階の品質の確認と、運用中の監視・保守を足した。
- PoCは本格的に作る前に小さく試すこと。次に進む基準を先に決めておく。BPRは仕事の流れを根本から作りなおすこと。
- ウォーターフォールは段階を順に進め、アジャイルは小さく作って直すを繰り返す。モデルの部分とまわりの部分で使い分ける。