休みの日に遅くまで寝てたら、次の週の朝がめちゃくちゃしんどい
体内時計がずれた、ってよく言うけど、そもそも体内時計ってどこにあるん
【疑問】体内時計って体のどこにあるん?朝の光で時差ボケが直るしくみとメラトニン【睡眠】
>>1
全体のまとめ役(親時計)は、脳の視床下部にある視交叉上核という小さな部分
目から脳へ向かう視神経が交差するところのすぐ上にあるから、この名前
>>2
まとめ役ってことは、ほかにも時計があるん?
>>3
肝臓や筋肉など、体のいろんな細胞の中にも、遺伝子の働きで約1日のリズムを刻むしくみがある
視交叉上核がそれらの時刻をそろえる役で、指揮者みたいなもの
体内時計って、ちょうど24時間なん?
>>5
ちょうどではない。外の明るさが分からない環境で過ごしてもらうと、人の平均は24時間より少し長く、約24.2時間という測定がある
だから何もしないと、毎日少しずつ遅れていく
>>6
じゃあなんで普段はずれていかんの
>>7
毎日の光でずれを直してるから。目に入った光の情報が、視交叉上核に届いて時刻を合わせる
しかも、光が当たる時刻によって、ずれる向きが違う。朝の光は時計を早めて、夜の光は遅らせる
>>8
時刻で向きが変わるって、ほんまに?
>>9
体内時計の上での夜の前半に光を浴びると遅れ、後半から朝にかけて浴びると進む、という関係が実験で知られてる
夜ふかしして夜にスマホや照明を浴び、休みの日に昼まで寝て朝の光を逃すと、両方の向きで遅れがたまる。それで週の初めがしんどくなる
メラトニンはどう関係してるん
>>11
メラトニンは、脳の松果体から出るホルモン。視交叉上核の指令で、暗くなる夜に多く出て、昼はほとんど出ない
体に「今は夜」と伝える合図の役で、出始めると眠りに入りやすくなる
>>12
夜に明るい光を浴びると、メラトニンが減るって聞いた
>>13
減る。光を感じるのは、目の網膜にある、ものを見るための視細胞とは別の細胞(メラノプシンという色素を持つ神経節細胞)
この細胞は青っぽい光(波長がおよそ480 nm あたり)にいちばん感じやすい。だから夜は、暖色で暗めの照明のほうがメラトニンを減らしにくい
>>14
それなら、画面を暖色モードにしとけば夜ふかししても平気やな
>>15
平気とまでは言えない。青い光が減っても、明るさが強ければ影響は残る
それに、画面の内容で頭が冴えるとか、寝る時間そのものが遅くなるとか、光以外の理由もある
時差ボケは東向きと西向きで、どっちがきつい?
>>17
東向きのほうがきつい人が多い。日本からハワイみたいに東へ飛ぶと、現地の朝が体内時計ではまだ夜で、時計を早める必要がある
西向きは時計を遅らせればよく、もともと24時間より長い時計にとっては遅らせるほうが楽
>>18
それって、体内時計が24時間より長いことと、>>8 の朝の光の話がつながってるんか
>>19
そう。東へ行ったら、現地の朝の光を浴びて時計を早める。ただ、ずれが大きいと、体内時計の上ではまだ夜の前半に当たる時間帯があって、そこで強い光を浴びると逆に遅れることもある
だから大きく東へ移ったときは、着いてすぐの早朝の光を避けたほうがいい場合もある
>>10
でも寝不足なら寝だめすればええやん。休みの日に長く寝るのってあかんの?
>>21
寝不足を取り戻す意味はある。ただ、起きる時刻が大きく遅れると朝の光を逃して、>>10 の遅れがたまる
眠りを足すなら、起きる時刻はあまり変えずに早めに寝るほうが、体内時計はずれにくい
管理人のひとこと
- 体内時計の親時計は視床下部の視交叉上核。体の細胞にもそれぞれ時計があり、視交叉上核がそろえる。人の時計は平均で約24.2時間と少し長く、毎日の光で合わせ直している。
- 朝の光は時計を早め、夜の光は遅らせる。松果体から夜に出るメラトニンは「今は夜」の合図で、光、特に青っぽい光で減る。光を感じるのはメラノプシンを持つ網膜の細胞。
- 時計を早める必要がある東向きの時差ボケのほうがきつい人が多い。休みの日は起きる時刻を大きく変えないほうが、週の初めがしんどくなりにくい。