今の画像生成は拡散モデルが主流らしい。GANと何が違うん?あとNeRFも同じところに出てくる
【疑問】拡散モデルとNeRF、画像・文章・音声の生成はどう作られてる?【G検定】
前提のおさらい。GANは、生成ネットワークと識別ネットワークを競わせて学習する。うまくいけばきれいな画像が出るけど、学習が不安定で、同じような画像ばかり出るモード崩壊が起きやすい
>>1
拡散モデルは、画像に少しずつノイズを足して完全なノイズにする過程を考えて、その逆、ノイズを1段ずつ取り除く過程をネットワークに学ばせる
よく使われる形は、ホーらの2020年の論文のDDPM。ネットワークは「この画像に混ざってるノイズはどれか」を当てる練習をするだけで、相手と競わせない
>>3
ノイズを足した画像は と書ける。 がもとの画素、 がノイズ
なら、もとの画素に0.6、ノイズに0.8を掛ける。画素が1、ノイズが−0.5なら
>>3
1段ずつノイズを取るんやったら、生成が遅いんちゃうの?
>>5
遅い。GANは1回ネットワークを通すだけやけど、拡散モデルは何十回から何百回も通す。段の数を減らす工夫がいろいろ出てる
そのかわり学習が安定してて、いろんな画像をまんべんなく作れる。文章で指示して画像を作る使い方とも相性がええ
NeRFは、ミルデンホールらの2020年の論文。いろんな向きから撮った何十枚かの写真から、その場面を好きな向きから見た画像を作る
空間の位置 と見る向きを入れると、その点の色と密度(どれだけ光をさえぎるか)を返すネットワークを学習する
>>7
1本の視線に沿って点を並べて、手前から色を重ねる。1つ目の点が光の半分をさえぎって赤、2つ目も残りの半分をさえぎって青なら、赤が0.5、青が0.25の割合で混ざって、残りの0.25は奥へ抜ける
その結果が写真と合うように学習するから、写真しか見てなくても立体の形が分かる
画像以外の生成も整理しとく
文章生成:大規模言語モデルが、次の語を当てるのを繰り返して文章を作る
音声生成:WaveNetのように波形を1点ずつ作るものや、文章から音声を作る音声合成
画像生成:拡散モデルやGAN
>>9
どれも、本物そっくりのものが作れるから、なりすましや偽の写真の問題も一緒についてくる。作る技術と見分ける技術はセットで考えなあかん
管理人のひとこと
- 拡散モデル(DDPM、2020年の論文)はノイズを足す過程の逆を学び、混ざったノイズを当てる練習をする。 なら 。
- 生成は何十回から何百回もネットワークを通すので遅いが、学習が安定していていろんな画像を作れる。
- NeRF(2020年の論文)は位置と向きから色と密度を返すネットワークで、写真から好きな向きの画像を作る。視線に沿って色を重ねる(0.5と0.25)。
- 文章生成は大規模言語モデル、音声生成はWaveNetや音声合成、画像生成は拡散モデルやGAN。偽物の問題もついてくる。